ARMORED CORE(アーマード・コア)

【ARMORED CORE for Answer】ACⅥ前に振り返るACfA[世界観~Chapter1]

初めまして、sword_renです。

ACⅥ出たらここで記事書いちゃおっかな~チラッチラッ」とかしょーもない事やってたら本当に書くことになっちゃったので、まずはテスト記事としてこのシリーズを書いていきます。(蒸発したらゴメン)

はじめに

上で書いた通り、ACⅥで記事を書いていくにあたって、「じゃあ見極めのためにも何か記事書いた方がいいよね」という事で、個人的なお気に入り+ACⅥと同じ宮崎英高作品 (といってもACⅥで関わったのはあくまで初期開発と明言されていますが) のACfAの世界観&Chapterごとのストーリー解説をやっていきます。
微妙な時期だからという理由で日和ってACⅥ最新情報記事を書かなかった私は卑怯者です

アーマードコアはシリーズが変わる毎に世界観が変わるため、過去作を知っておかなければ楽しめないということはありませんが、知っておけばもっと楽しめます。
シリーズ未経験の方でも、この記事を読んでいけばACⅥでACfAのオマージュ要素があった時に「オッ!」と思えるかもしれません。
ただし読んだだけであたかもプレイしたことあるように振る舞うのはダメだぞ!リンクスとの約束だ!

世界観

戦争と、乱開発と、乱獲により、大気と土壌の汚染が深刻化した世界。
危機的状況に陥った生活圏から脱するべく、企業は巨大な空中プラットホーム「クレイドル」を開発し、人類の過半数は高度 7000m 以上に位置するクレイドルで生きることとなった。

一方で、国家解体戦争において企業支配体制を確立した原動力と言える人型兵器アーマード・コア「ネクスト」と、その搭乗者「リンクス」・・・。
その圧倒的な力の個体依存性に危機感を抱いた企業により、企業機構「カラード」菅下の傭兵として地上に残されることとなった。

今や、企業群の主力は巨大兵器アームズフォートであり、かつて戦場を支配したネクストたちは、薄汚れた地上で延々と続けられる経済戦争の先兵となり果てていた。

ARMORED CORE for Answer 説明書より

 

……専門用語が多すぎるわボケ!!!!

 

となる方が多いと思います。というか書いててなりましたので、補足を挟みながら解説していきます。

時代は前作AC4(ACfAから十数年前)に遡ります。
現代かそれより進んだ世界は、急激な人口増加や環境問題などが発生し、人々を統治している国家の統治力がガンガン落ちていました。
これを良しとしなかったか、あるいは好機と見た企業達は、新たに発見された物質である「コジマ粒子」と、それを用いた新技術を使って「アーマード・コア ネクスト(以下ネクスト)」と呼ばれる兵器を作り

なんとたったの24機のネクストによる電撃攻撃により、瞬く間に国家を解体し、企業が世界を支配する「パックス・エコノミカ」と呼ばれる体制を築きあげてしまいました。

これが説明書の解説に出てきた「国家解体戦争」というヤツです。

なぜこんな事が出来てしまったのかというのは、国家が弱っていた……というのも無い事は無いでしょうが、やはり一番はネクストの超兵器故でしょう。
前述の「アーマード・コア ネクスト」という名前を見て頭に引っかかった方もいるかもしれませんが正しくそこで、この世界にはネクストの前から「アーマード・コア」という兵器は存在していましたし、国家だって兵力として大量に保有していました。(あとMT(マッスルトレーサー)というメカ兵器も)

しかし、ネクストはそのアーマード・コアを鼻で笑うような性能をしていました。

具体的に言うと、アーマード・コアの攻撃は、ネクストに殆ど通じません。
「プライマルアーマー」と呼ばれるコジマ粒子のバリアみたいなもの (厳密には違うけど) のせいです。
しかもこんな無敵のマシンが時速500~1000kmでカッ飛んでくるワケです。
こんなのに勝てるワケないだろ馬鹿!

……というワケで、同じアーマード・コアの名を関する兵器でありながらも、ネクストは単に「ネクスト」と、ただのアーマード・コアは「ノーマル」と呼ばれるようになっていきました。

ちなみにゲーム中でもノーマルは雑魚扱いで、ライフル数発で爆発四散します。

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ネクスト(手前)とノーマル(奥) 前作はノーマルももうちょい大きかったような……

ちなみにこれはかなり大事な話なのですが、AC4シリーズ(AC4、ACfA)でのノーマルという呼称は「4シリーズ世界のアーマード・コアを区別するためのワード」であって、他シリーズのアーマード・コア (もう面倒くさいから以下ACで) は「ノーマルでもネクストでもない」です。というか過去作のACをノーマル呼ばわりは絶対にやめておきましょうリンクスとの約束だぞ!

あとここまで喋っといて「リンクス」というワードを説明するのを忘れていましたが、リンクスというのは、早い話がネクストのパイロットです。
AMS (Allegory-Manipulate-System) と呼ばれる機構によって、ネクストと神経接続することによって「リンクする」ことから、リンクスと呼ばれています。
ちなみにこれには適正という概念があり、AMS適正が高い程自由自在にネクストを動かせると言われています。が、逆に低いと多大な精神及び肉体の負荷を背負うことになってしまいます。あと粗製とか言われて罵倒される。ヒドイ。

それでまぁ、ここまでなら「企業支配による世界が到来したよ!」で終わるのですが、結局企業競争が平和なハズもなく……

前作AC4において、企業間戦争である「リンクス戦争」が勃発。
細かい経緯は省きますが、企業同士のネクストが戦うという地獄のような事態が発生しました。
で、ここからが厄介なことに、ネクストに使用されるコジマ粒子は、環境を汚染するという面倒極まりない特性を持っています。
一応AC4時点では隔離コンテナに入れて現地まで輸送するという手段を採っていたので気を付けてはいたワケですが、戦争となるまでネクストを動かしまくったワケです。
案の定地上が汚れまくってしまい、ここからACfAの「人々が空へ住む世界」へと繋がっていきます。

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企業、清々しいまでのクソムーヴである
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「アームズフォート」、「カラード」などの今作からの内容については、ストーリーChapter解説で登場に合わせて解説していきます。

(あれ……これじゃACfAの解説じゃなくてAC4の解説になってない……?)

Chapter1

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長くなりましたがようやく本編のストーリー解説に移っていきます。
Chapter1では主人公の後援企業と乗機を選び傭兵管理機構「カラード」の傭兵として、初陣を迎えるところから始まります
別に後援企業はストーリーに影響しないため、場合によっては初陣の次でいきなり後援企業を襲うハメになるが気にしてはいけない

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独立傭兵ってお前絶対初陣じゃないだろというツッコミはしてはいけない

主人公のもとに回ってきたミッションは「ラインアーク襲撃」

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嘘つけ

企業連に盾突く反動勢力に対して威嚇攻撃をするついでに、新人の試金石にでもしてみようというなんだかアレなミッションである。

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前年に出たMHP2ndをやっていた人はビビるかもしれないが、本当にいないので安心してほしい

初手のミッションということで、敵はMTとノーマルばかり。
どんな初期機体を選んでいても、操作ミスで水没しない限り苦戦することはないだろう。
主人公のオペレーターを務める女性、セレン・ヘイズにも、(元々あまり褒めてくれるタイプではないが) 「あまり調子づくなよ、敵が弱すぎたのだから」と言われる程である

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カスぞろいだ!!

このミッションを達成することで、晴れてGA、インテリオル・ユニオン、オーメル・サイエンスといった名だたる各企業からの仕事が主人公に斡旋されていくようになる。
と言っても、さほど強くない相手に対しても僚機をつける事を推奨されたりもするため、あまり信用があるわけではないのだが。

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贅沢にランク1を雇えることも。なお依頼料
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GAの依頼でインテリオルのミミル軍港を襲撃する。
後援企業がインテリオルだろうとお構い無しである。

また、依頼の中では他のネクストを相手にすることも。
まぁ流石にランク下位の相手ばかりで、僚機に任せるだけで倒されるような相手もいるほどだが。
ゲームの調整の都合で僚機につけた上位リンクスが瞬殺されることもあるけど

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主人公のキャリアの犠牲者。ワンダフルなのはエンブレムと態度だけである。

また、巨大兵器「アームズフォート」を相手にするミッションもいくつか斡旋される。
世界観の項でちらっと出てきたアームズフォートだが、どんなものかというと、シンプルにデカくて火力のある兵器である。

「ネクストは強力だけど、個人に依存しすぎるし、リンクスが用意できないと意味無いしなぁ……」
「せや!凡人でも操作できるデカい兵器でええやん!」

というバカの発想で出てきた兵器だが、数を揃えられるというのはやはり偉大で、今や戦場の主力となっているほどである。

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拠点型アームズフォート「ギガベース」
長射程且つ高火力の主砲を持つ
たまにさっきのランク1が主砲にやられておずおずと帰っていく

ただ、如何に巨大な兵器でも、並のアームズフォートならネクストの敵ではない。

とまぁ、正直Chapter1は特に重要なミッションが回ってくることも無く、世界的な事件が起こることもない。平和なパートである。

最終ミッションを除いては

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Chapter1のトリを飾るのは、あのホワイト・グリントに並んでオープニングやHAL学園のCMでお馴染みの超巨大アームズフォート「スピリット・オブ・マザーウィル」の撃破依頼である。
HALのCMには甲板しか映ってないのは内緒

超巨大な体躯に加えて100km以上の射程を持つこの兵器は、製造元である企業、BFFが10年以上地上の覇権を握るほどと言えば、その強力さが伝わるだろう。(これはちょっと疑わしいが)

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主砲をかわしつつ、オープニングのようにV.O.Bを用いて懐へと接近する

ちなみに、ここで使われるV.O.Bとは「ヴァンガード・オーバード」の略で、超高速でネクストをかっ飛ばすために使われる巨大ブースタである。
ただでさえ早いネクストをもってしても、これに頼らなければマザーウィルに近寄ることすら出来ないのである……

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前記したギガベースと比べれば、その異常な巨大さが良くわかるだろう

ただ、そんなマザーウィルでも弱点が無い訳では無く、砲台を破壊するとダメージが伝播していくというダメコン皆無な弱点は存在している。

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なんだかこの世界の仕事意識が透けて見える気がする……

砲台を破壊していくと、最終的にマザーウィルは大破、ミッション完了となる。
ちなみに余談ではあるが、特定の部位を破壊していった場合マザーウィルが縦に割れたりする。

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ヘッタクソなのでこのスクショを取り直すために2回くらい死んだ

マザーウィルの撃破によって、主人公の傭兵としての名声は大きく知れ渡ることとなっていく。企業にも、それ以外にも……

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謎の勢力の影が見え隠れするが……
余談だが、前作の事情を知る人間が見れば、BFFの重鎮たるこの王小龍の台詞には、どこか皮肉を感じざるをえない

Chapter2に続く……

あとがき

というわけで、sword_ren、初記事でした。
ACⅥの記事を担当するにあたってのテスト企画ということで、バツを食らわないように部屋の隅でガタガタ祈りながら書いていくのでこれからよろしくお願いします。

ACⅥ本編の記事も書きたいけど、恐らくV.I (ACのプラモデルシリーズ) で間違いなく展開されるであろうNACHTREIHERのレビューが一番やりてぇ……

 

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