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【New Eden Headline】本誌・8 カルダリ/ミンマター義勇軍間での停戦宣言に続き、アマー/ガレンテ義勇軍間の停戦が成立

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

ニューエデンは今、歴史の岐路に立たされているのです
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

EST(ニューエデン標準時) 3/14 11:06発-

私達の知る常識が今、崩れ去りました
未来を手にするため、4大国家全てが1つの目標へと競い合うレースが、ついに始まったのです

カルダリ/ミンマター義勇軍の停戦に続き、アマー/ガレンテ義勇軍の停戦も成立したとの報告が入っています

Genesisリージョン、Yulaiシステムから伝えられるところによると、CONCORDは本日EST11時に有効となるカルダリ/ミンマター義勇軍間の停戦、及びアマー/ガレンテ義勇軍間の停戦の2つの別々の停戦に関する通知を確認しました
YC110-CONCORD緊急義勇兵戦争権限法(CEMWPA)に基づき、交戦国のうちの2国は、いつでも義勇軍停戦を宣言、登録することができ、それぞれのカプセラ義勇兵間の相互戦争状態を停止させることができます

カルダリ連合とミンマター共和国の外交的進展により、両国最高司令部は本日の停戦を命じ、アマー帝国とガレンテ連邦にその意図を通告しました
帝国と連邦もこれに迅速に追随し、それぞれの義勇軍間の停戦命令を発しています

アマー帝国とミンマター共和国はアマー/ミンマターウォーゾーンにおいて、CEMWPAプロトコルの範囲内での限定戦争を継続しています
同様に、カルダリ連合とガレンテ連邦はCEMWPAプロトコルの規定に従い、カプセラ義勇兵を利用した国境紛争を続けています
CONCORD紛争監視団は各国軍、傭兵グループ、そして準軍事組織による緊急義勇兵戦争権限法の継続的かつ複数の違反についての懸念を表明しています

次のニュースです

カルダリ/ミンマター不可侵条約がニューカルダリプライム、マターの相互式典で調印されたとの報告が入っています

惑星ニューカルダリプライム、及び惑星マターから伝えられるところによると、カルダリ連合とミンマター共和国の間の新たな不可侵条約が、ニューカルダリプライム、そしてマターでの相互式典で、Akimaka Saraki議長とSanmatar Maleatu Shakorによって署名されたとのことです

この条約は、交渉が行われたカルダリシステムのAirakenシステムにちなんで『Airaken条約』と呼ばれており、連合と共和国の間に『平和的共存と領土的境界の相互尊重』を限定的ながらも明確に保証するものとなっています

カルダリ連合代表取締役委員会のAkimaka Saraki議長はカルダリ連合の『ビッグ8』メガコーポレーションのCEOと共に条約に署名し、連合公認の条約のコピーを共和国首相のTobias Efrit氏に手渡しました
カルダリ側の署名式は、ニューカルダリプライムのLandfall市にある代表取締役委員会本部ビルの頂上にある代表取締役委員会ボードルームという特別な環境で行われたとのことです

Sammatar Maleatu Shakorはマター7大部族長が印を押す前に署名し、共和国公認の条約のコピーを代表取締役委員会の個人代表であるHyasyoda CEOのAhtonen Osmon氏に手渡しました
ミンマター側の署名式は、マターのGreat Caravansaraiにある部族会議議場で行われたとのことです

Saraki議長はAiraken条約を『カルダリ連合とミンマター共和国の人々の間に、永続的で豊かな平和を確立するために長年に渡って待ち望まれていた重要な一歩』として賞賛しました
Sanmatar Maleatu Shakorはこの条約を『我々2つの偉大で独立した誇り高き大国の性質と行動の結果としては、極めて自然なものである』と宣言しています
この不可侵条約は両国の国民や企業、家族、部族など幅広い人々から歓迎されており、それらすべてから、より正常化された両国関係を通じた将来の貿易や交流の機会を期待する声が上げられているようです

次のニュースです

『ビッグ4』各国がカプセラ義勇兵の採用活動を強化し、パイロットの直接参加の受け入れを開始したとの報告が入っています

Genesisリージョン、Yulaiシステムから伝えられるところによると、停戦のニュースが報じられたにも関わらず、CONCORD AssemblyはYC110-CONCORD緊急義勇兵戦争権限法(CEMWPA)に対し長年予定されていながらも制定の行われていなかった改定を適用し、所属コーポレーションが義勇軍に参加していなくても、独立カプセラパイロットが『ビッグ4』CONCORD加盟国の義勇軍に直接参加することを許可しました

アマー/ミンマター、カルダリ/ガレンテの戦争が激化する中、4大国家全てが採用活動を強化しており、CEMWPAプロトコル改正は、ここ数年間で4大国家全てが合意した僅かなCONCORD議案の1つとなりました
直接参加の規定により、既に義勇軍に参加しているカプセラコーポレーションや、各国義勇軍コーポレーションに所属していないパイロットは、自分が選択した義勇軍組織に独立して登録することができます

『ビッグ4』の上級司令部の軍事プランナー達は、明らかに自分たちの義勇軍に新たなカプセラパイロット戦闘員が流入することを期待しており、アマー/カルダリとガレンテ/ミンマターの軍事同盟が解消されるという外交の変化により、この需要がより切実なものになる可能性があります
カプセラ準軍事組織、傭兵、外縁部戦闘員の観測筋はこの動きによってどの国家に有利な影響が出る可能性があるかについて様々な見解を示しており、多くの人々がこの措置は両ウォーゾーンに更なる混乱をもたらす可能性のある、かなりの博打であると考えているようです

次のニュースです

アマーとガレンテの軍当局が、カルダリ/ミンマター条約と停戦に応じ停戦命令を発したとの報告が入っています

Genesisリージョン、Pashanaiシステムから伝えられるところによると、アマーとガレンテの軍事当局は、それぞれのカプセラ義勇軍『第24次帝国十字軍』と『連邦防衛同盟』の間の停戦を命じる迅速な措置を取っています
アマーとガレンテの外交団はPashanaiシステムでの外交協議で正式な合意に向けた作業を続けていますが、カルダリ/ミンマターの『Airaken条約』が調印され、本日EST11時に正式な停戦が命じられたことから、アマー軍務省と連邦安全保障委員会はカルダリ/ミンマター義勇軍間の敵対行為の実質的な停止に合わせ、緊急停戦命令を発令しました

アマー帝国の皇位継承候補者Ersilia Kor-Azor女史とガレンテ連邦の評議員Wayaki Kayara氏の交渉は進行中であり、『不干渉条約』の概要が決まったとされています
未解決の問題としては、ガレンテ連邦がアマーの特定の組織や個人に課している経済制裁の継続や、『大アマー帝国』各地で囚人や奴隷として拘束されている連邦市民の地位などが報告されています
アマー帝国は連邦との貿易関係の改善に関心を持っていますが、トリグラヴィアン技術という厄介な問題については譲歩を避け続けているようです

次のニュースです

連邦はインタキプライムでの暴力行為が続いているにも関わらず、インタキシステムのセキュリティステータスを向上させたとの報告が入っています

Placidリージョン、インタキシステムから伝えられるところによると、連邦当局はインタキプライムで暴力行為、内乱が続いているにも関わらず、インタキシステムのセキュリティステータスを0.6に引き上げ、カプセラストラクチャ係留の制限を解除したとのことです
CONCORDはステータスの変更とYulai条約に基づくカプセラストラクチャの権利の再承認についての通知を受けましたが、インタキプライムの人口集中地区における暴力のレベルについて『懸念』を表明しています

インタキプライム最大の都市にして文化の中心地であるLeinoka市では、内乱と断続的な市街戦が2週目に入り、同時に、行政首都であり、インタキ議会の所在地であるNavyii Akat市でも別の暴力事件が起きています
訪問中の連邦上院議員団とインタキ議会執行部の共同声明は受け入れられることはなく、多くの暴動が発生し、銃撃や爆破など、インタキの母星に致命的な暴力の渦が広がっています

インタキ議会執行部のVera en Sullacio主席評議員は、インタキ民兵を動員し、都市警察や惑星治安隊を支援し、平穏を維持しています
連邦海兵隊は、上院議員視察団を率いるKelen Ontbad、Shaileen Ramnev両議院がCeles Aguard大統領に緊急要請し、Kainta Yavaat宇宙港、連邦政府施設、及び惑星内の海軍施設に撤収しました
また、インタキ自治運動の指導者Jonas Ivestaraは、連邦軍の人員や資産への攻撃を止めるよう、自由インタキ軍の主要派閥との協議を開始したと報告されています

以下、様々なニュースをお伝えします

・CDIAが傭兵や密輸業者によるスパイ活動、技術窃盗活動の増加を警告との報告
・Pure BlindリージョンのX47L-Qシステムにおいてキープスターを巡るカプセラアライアンス間の激しい戦闘発生との報告
・カプセラ準軍事組織、ステラートランスミューター技術の獲得を支援するため、連合に採用されたとの報告
・通信ネットワークのオーバーロードで混乱する中、各方面のカプセラ軍事司令官達は戦闘を継続し続けることを誓ったとの報告
・アマー帝国軍司令官達は、忠誠心の高い者達に連合の艦艇キャスター研究施設を襲撃するよう奨励したとして非難されたとの報告
・Pure Blindリージョンの多数のキープスターとフォータイザーが包囲される中、主要なヌルセク勢力同士が衝突との報告
・連邦軍の情報筋によると、カプセラによる『技術共有プロトコルの強制執行に必要なあらゆる手段』が認められたとの報告
・エンジェルカルテルの強襲チームがFloseswin Ⅳの目標を攻撃、共和国が惑星軍支援のための物流に苦慮しているとの報告
・Republic Security Servicesは条約締結に続き、カルダリ連合での活動を制限し、また、カプセラ忠誠者の活動についてはコメントを拒否したとの報告
・CONCORD紛争監視団は、カプセラと傭兵がトリグラヴィアン技術を奪い合う『混沌とした自由競争』を警告したとの報告
・EDENCOMが最近の惑星襲撃において、トリグラヴィアン軍がサンシャ国の襲撃者と戦闘しているとの情報を調査との報告

以上、The Scope、Lina Ambre記者のレポートの翻訳をお伝えしました

以下、訳者による後記をお伝えします

この時が来てしまいました
4大国家の外交が今、再編され、新たな戦いが幕を開けました

カルダリ/ミンマターの条約が締結され、アマー/ガレンテの条約を締結が目前
それに合わせ、条約締結国間での義勇軍戦争の停止
更にはCONCORDにおいてもYC110-CONCORD緊急義勇兵戦争権限法の改定と、ニューエデンは激動の時代を迎えました

4大国家はそれぞれの未来をその手に掴むため、『惑星間艦艇キャスター』の建造に乗り出しました
これはYC124年に発見されたAthounon Vのトリグラヴィアン施設から回収された輸送中継技術と、同じく同年、Turnurシステムで破壊的な結末を引き起こしながらもその理解の進められた恒星トランスミューター技術の2つを掛け合わせることで実用化の目途が立った、全く斬新な技術です
この『惑星間艦艇キャスター』は各国家の義勇軍ウォーゾーン司令部に建造が予定されており、完成、稼働の後には、その場からウォーゾーンの激戦区まで直接友軍艦船を射出するという、ウォーゾーンにおける決定的な優位性をもたらすことが約束されています
しかしながら、この『惑星間艦艇キャスター』に必要な2つの技術を同時に確保した国家はどこにもなく、それを巡り、4大国家すべてはカプセラすらをも動員し、その技術獲得へと踏み切りました
現在、カルダリ連合は輸送中継技術を、アマー帝国とミンマター共和国は恒星トランスミューター技術をその手に収めていますが、ガレンテ連邦はそのどちらをも有していません
今、ニューエデンの全てのカプセラに4大国家は支援を要請しており、我々は、どの国家を支援し、その未来を約束するかを問われています
戦う時が、立ち上がる時が、来たのです

また、New Eden Headlineが独自に関係者に取材したところ、これら技術研究、建造について各国が求めているものは以下の通りとのことです

技術研究について
・カルダリ連合: 恒星トランスミューター技術に関するデータコア(アマー、ミンマターが有する恒星トランスミューター技術に関する施設などから回収されたデータ断片、インデックスファイル、復号化キー、設計図を用いて製造
・ミンマター共和国/アマー帝国: 輸送中継技術に関するデータコア(カルダリが有する輸送中継技術に関する施設などから回収されたデータ断片、インデックスファイル、復号化キー、設計図を用いて製造
・ガレンテ連邦: 恒星トランスミューター技術に関するデータコア、及び輸送中継技術に関するデータコア(カルダリ、アマー、ミンマターがそれぞれ有する両技術に関する施設などから回収されたデータ断片、インデックスファイル、復号化キー、設計図を用いて製造

惑星間艦艇キャスター建造について
・4大国家全て: 惑星間艦艇キャスター建造資源の提供(Pochvenリージョンや衛星資源の採掘、製造ジョブの実施、製造ジョブ生産物の提供

また、Evermore傘下のParagonからの最新の通知によると、同社が提供するホログラフィック技術による艦船エンブレムが、カプセル技術に対応している全ての艦船への適用が完了したとのことです
今回追加されたものは未対応だったすべての戦艦や艦載機母艦、大型艦載機母艦や主力艦戦艦、そして同じく未対応だった一部の攻城艦や巡洋戦艦、超大型輸送艦向けとのことです
これらは従来通り、ニューエデン各地のParagonステーションにてエバーマークとの交換が可能とのことです

続けて、ニューエデンクラスター各地からは引き続き様々なニュースが寄せられています
その中でも注目的なものはやはり、Pure Blindリージョンを巡る主要なヌルセクカプセラアライアンス間の衝突でしょうか
これは先日より主要ヌルセクカプセラアライアンス4勢力間のヌルセク北部リージョンでの対立が報じられる最中に発生したものとなっています
特に3/12のX47L-Qシステムでの衝突はCONCORD紛争監視団の報告によれば、6000を超えるカプセラパイロットが集結し、大規模な戦闘が発生したとのことです
しかしながら、この戦闘では現地のFTL通信ネットワークに異常な負荷がかかり、ネットワークのオーバーロードを引き起こしてしまったと報告されています
結果として、北部リージョンにおける対立は依然として継続しており、今後も何らかの衝突が発生することが推測されています

また、連日トリグラヴィアン関連では奇妙な報告が寄せられていますが、今日入ったところによれば、サンシャ国とトリグラヴィアン軍が衝突したというものがあります
これが偶発的なものなのか、それともトリグラヴィアン、あるいはサンシャ国が何らかの意図をもって行ったのかは不明ですが、今までにあまり見られなかった動きであると言えるでしょう
ニューエデンはその在り方を変えようとしています

私達は今、その未来を決めるための戦いを迫られています

そうです、今、我々は歴史の目撃者になろうとしているのです

今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

 

ありがとうございました!

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