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【New Eden Headline】本誌・9 CONCORD加盟各国、孤立した戦争の真っ只中においても貿易、テクノロジーの機会を追求

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

動き出した歴史は、その歩みを続けているのです
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

EST(ニューエデン標準時) 3/17 14:28発-
CONCORD加盟各国が孤立した戦争の真っ只中においても貿易、テクノロジーの機会を追求しているとの報告が寄せられています

Genesisリージョン、Yulaiシステムから伝えられるところによると、『ビッグ4』CONCORD加盟各国の外交官や工作員は、義勇軍ウォーゾーンと各国軍が孤立した戦争の現実に適応する中で、積極的に貿易交渉をエスカレートさせ、新しいテクノロジーを取得する努力をしているとのことです
現在継続中の停戦、カルダリ/ミンマターの『Airaken条約』、そしてアマーとガレンテの間に迫る条約は、連合と帝国、共和国と連邦の間の古い軍事同盟に永遠の終止符を打ち、大きな変化をもたらすことになるでしょう

初期情報では、軍事同盟の義務による限定的戦争状態から脱した各国間で、貿易や投資が増加することが予想されています
現在、多くのコーポレーション、ビジネスリーダー、貿易関係者は、既存の星間パートナーとの関係を維持しつつも、新たな貿易関係の構築に注力しているとのことです
また、Secure Commerce Commissionスタッフは、恒星間の国境を越えた資本投資や融資の取り決めを増やそうとしている全ての国家に支援を提供していると報告されています

軍事面においては、連合と共和国は、自国軍を迅速にアップグレード、再装備、新しい艦隊の構築や軍事テクノロジーの開発を目指し、貿易、技術、安全保障協力の機会に注力しているとのとです
一方、帝国と連邦の大規模ながらも伸びしろに悩む両国海軍にとって最も歓迎されている機会は、両国間の長い国境の巡回、駐留に割り当てられている部隊を再編制し、集中させることができることでしょう

次のニュースです

カプセラと傭兵が先端技術を争奪する最中、CONCORDインナーサークルが議論を交わしているとの報告が寄せられています

Genesisリージョン、Yulaiシステムから伝えられるところによると、EDENCOM情報部は、Kasiha Valkanir元帥がCONCORDインナーサークルに提出した報告書の中で、トリグラヴィアンの取得や取引におけるカプセラや傭兵の関与について、『非常に憂慮すべき傾向』を報告しています
EDENCOMは最近の活動を分析し、『カルダリの反逆者とミンマターの利害関係者の同盟を表す組織犯罪グループに関連する傭兵による活動が憂慮すべきレベルで急増している』ことを特定しています

EDENCOMのValkanir元帥は、Isyukone CEOであり、CONCORDインナーサークル・カルダリ代表のMens Reppola氏から、『いわゆるカルダリの利益』に焦点を合わせているとして大きな批判を浴びています
CONCORDインナーサークル・ミンマター代表のKeitan Yun大使は報告書を受け入れるための投票を平然と拒否した上で、『アマー帝国の使い走りであるEDENCOMが、共和国と連合が正当な利益を得ようとする活動を、最近暴露されたスパイ活動と同等の立場に陥れようとする試みだ』とコメントしました

CONCORDインナーサークル・ガレンテ代表のDevan Malate大使は、『EDENCOMの政治化、Yulai協定に基づく技術共有という重要な星間体制』に不快感を表明しました
また、連邦代表団はValkanir元帥を全面的に支持すると表明し、技術共有プロトコルへの復帰を再び促しました

アマー帝国皇位継承候補者にしてCONCORDインナーサークル・アマー代表のHamideh Kador女史はEDENCOMの報告書への支持を表明した上で、以下のようにコメントしました
『カプセラが技術共有プロトコルを正当に強制執行できるとする連邦の立場は、妥当なものだと考えている。 事実、アマー帝国はEDENCOMやCONCORDの関係者と協力し、いわゆる『惑星間艦艇キャスター』に関する技術共有プロトコルの施行に取り組んできたのだ。 神聖アマー帝国は、結局のところ、神の摂理に対する我々の完全な信仰によって必要をされる法と秩序の領域である。』

次のニュースです

アマー/ガレンテ不干渉条約が両国内での批准に向けて動き始めたとの報告が寄せられています

Genesisリージョン、Pashanaiシステムから伝えられるところによると、アマー帝国皇位継承候補者のErsilia Kor-Azor女史と連邦の評議員Wayaki Kayara氏はそれぞれ女帝Catiz1世とCeles Aguard大統領の代表として署名した『Pashanai条約』の文章をアマー枢密院と連邦上院議会での批准のために、アマーシステムとルミネールシステムに帰国しています

アマー帝国とガレンテ連邦の不干渉条約は、数回の交渉の末に昨日深夜に合意に至り、暫定的に署名が行われました
第24次帝国十字軍と連邦防衛同盟の停戦は、連合プロテクトレイトと部族解放軍の停戦が『Airaken条約』によって正式に決定したのに続き、永続的な停戦協定になることが決定したとのことです

この条約は、連邦と帝国の間で制裁に関する妥協が成立したことを受けて合意に至ったとのことです
アマー帝国、及びその諸侯の機関に対する連邦の制裁が解除され、アマーによる対抗措置の制裁も相互に解除されるとのことです
しかしながら、Khanid王国のSardar Marshal Soshan Fayez氏や、連邦情報局のMentas Blaque氏など、特定の個人に関しては例外的な制裁が維持されるとのことです

注目すべきなのは、Amarr Trade Registryの交渉担当者が既に連邦税関の担当者と会談し、相互に課している様々な制裁の解除に向けた現実的な措置と関税緩和について協議していると報じられていることでしょう
以下、様々なニュースをお伝えします
・数週間の暴動と抗議活動が続いたインタキプライムは、一時的な平穏が訪れて3日目に入ったとの報告
・Pure Blindリージョンのキープスターを巡る激闘が長期的に継続、1000隻を超えるカプセラ艦船が喪失との報告
・インタキ議会がMordu’s Legionを拒否した後、Aenebra暗殺グループを討伐するためにAlgintal Core PMCを雇用との報告
・カプセラ間戦争が激化する中、数兆ISKに及ぶストラクチャ、艦船、設備が破壊または略奪されたとの報告
・インタキ自治運動が『持続的な市民の平和』のために連邦軍がインタキプライムから撤退することを要求との報告
・Pure Blindで3つのキープスターと関連ストラクチャが破壊され、難民達が避難しているとの報告
・自由インタキ軍の分派が西部Akat丘陵地帯でNamtar Elite Mercenariesを待ち伏せとの報告
・カプセラコアリション司令官達が北部外縁リージョンのターゲットへの更なる攻撃の順次を進めているとの報告
・Viriette特別軍管区の任務がガレンテ警察総局のエリート部隊に割り当てられたとの報告
・CONCORD緊急対応チームとFrontier SafeguardersがPure BlindでのSOEの捜索救助活動を支援との報告
・上院議員Shaileen Ramnev氏とKelen Ontbad氏がLeinokaの繊維業区画を訪問し、地域の指導者達と会合との報告
・共和国艦隊がFloseswinⅢ大気圏で検出された『奇妙なエネルギー放出』を監視中との報告
・ガリスタス海賊団が共和国から連合へ輸送中のバイオテクノロジー研究ツールを盗み出したとの報告
・MishiⅣのブラッドレイダーズカルト集団がRoyal Uhlansの攻撃で撃破、生き残ったカルト信者が処刑されたとの報告
・カルダリState Peacekeepers、PegelerでのSARO『Red Troop』とDERAILコマンド部隊の『残虐行為』の主張を調査との報告
・YasudⅦの大規模集落がサンシャ国降下時の反物質爆弾で消滅したとの報告
・サーペンティスインクエスト、軍用サイバーインプラントと戦闘用クローン開発部門が過去最高益を達成との報告
・EugalesⅢアステロイド採掘コロニーから回収された墜落シャトルに『コンバットアーマーを装備した生体適合カルダリ』が搭載されていたとの報告
・Angel CartelとKrullefor OrganizationがEnnurで『和平条約』を締結、Molden Heath経由の密輸品の需要が高まるとの報告

以上、The Scope、Ret Gloriaxx記者のレポートの翻訳をお伝えしました

以下、訳者による後記をお伝えします

ついに動き出したニューエデン星間外交の再編に続き、各国が経済面でも軍事面でもその動きを加速させています
合わせて、カプセラが各国の技術獲得競争に関与しているとの報告についての各国の反応も様々なものとなっていますが、結局のところ、そのどれもが自国や新たな『同盟』国の利益を最大化しようとするものとなっていると見て間違いないのでしょう

Airaken条約に対するPashanai条約も締結秒読みであり、これにより、ニューエデン星間外交は完全に再編されることとなります
今後、それぞれの国家が正式に同盟を締結するかは未だ不明瞭なままですが、それでも事実上の同盟関係であることには変わらず、これが新たな常識となっていくものと思われます

続けて、ニューエデンクラスター各地からは引き続き様々なニュースが寄せられています
ヌルセク北部リージョンでは領土を巡る大規模な抗争が継続しており、既に多額の被害が交戦各勢力に発生しているようです
しかしながら未だ歴史的な戦闘であるB-R5RBの大虐殺やM2-XFEの虐殺に相当する戦闘は発生しておらず、各勢力はそのキャピタル戦力を温存しているとみられています

ここしばらくの引き続きの憂慮すべき点としては、先日からPochvenリージョンのRaravossⅡ、Ⅲや嵐惑星のShaburaVで確認されたものと同等と思わしきエネルギー放出現象が今度はFloseswinⅢで確認されたことでしょう
これについてもCONCORDデータベースを確認したところ、やはり、ShaburaⅤと同じく嵐惑星とのことでした
加速度的にニューエデン各地で確認されるこの現象が何を意味するのかは不明なままですが、間違いなく自然現象ではなく、何らかの…恐らくは、トリグラヴィアン勢力の意図によるものと見て間違いないでしょう
思えば、AthounonⅤ軌道上のEDENCOM極秘ストラクチャの周辺や、Turnur大災害で蒸発、消滅した帝国プロトタイプ恒星トランスミューターの残滓周辺でも放電現象は確認されており、このうち後者ではトリグラヴィアンSvarog Cladeが強行偵察を行っていたことも確認されており、何らかの関係性を想像せずにはいられません

また、EugalesⅢのアステロイド採掘コロニーで発見された『コンバットアーマーを装備した生体適合カルダリ』が何を意味するのかを考えると、奇妙な懸念、とも言える感情が沸き上がるものがあります
これが何を意味するかは…恐らくは、カルダリがトリグラヴィアンと何かしらの交渉を行ったのでしょうか?
少なくとも生体適合技術はトリグラヴィアンのものとして有名であり、Pochvenリージョンではトリグラヴィアンが拉致した抵抗勢力の人間を生体適合技術で改造しているとの報告も度々寄せられています
これについては、何らかの続報がないかを監視する必要があるでしょう

私達は変化し続ける激動の時代の中を、先の見えない暗闇の中を歩んでいます
誰を支持し、何を成すのか
誰もその答えを教えてくれはしませんが、それならば、自らの手でしっかりと掴み取るしかないのでしょう

今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

 

ありがとうございました!

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