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【New Eden Headline】本誌・22 The Scope ─ 北部の戦争

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

The ScopeのAlton Haveri記者が近頃のヌルセク北部の戦争について報告しています
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

EST(ニューエデン標準時) 6/15 13:48発-

The ScopeのAlton Haveri記者がImperium CoalitionからのThe Initiativeの脱退、及び既に数百万人が犠牲となっている北部の戦争について報告しています
以下、レポートの翻訳となります

Imperium Coalitionの10年近い主要メンバーであったThe Initiative.が、友好的な形で同コアリションを脱退することを発表しました
The Initiative.のCEOであるDark Shines氏は『今こそ、自分達の手で新たな挑戦をする時だ。(It is now time for their organization to embrace fresh challenges on their own terms.)』と表明しています
また、FOuntainリージョンに本部を置くThe Initiativeですが、隣接するDelveのInmeriumとは今日局関係を継続すると明言しました
加えて、北部の戦争でB2 Coalitionを支援するための強力な戦力を派遣することについても継続を宣言しています

Pure Blindリージョンで始まった戦争は既に3か月目を終えようというところです
B2 Coalitionが支配する宙域へのWinter Coalitionによる侵攻に端を発したこの戦争は、複数のヌルセク勢力を巻き込む本格的戦争へと発展しました
緒戦において、Winter Coalitionは迅速に足場を固め、作戦拠点となるシタデルを戦域に建設しました
しかしながら、この侵攻はニューエデンの主要なカプセラ勢力の注意を引かずにいることは不可能でした

Imperium Coalitionを率いるAsher Elias総帥が動いた時、事態は大きなエスカレーションを迎えました
極めて劣勢な状態にあったB2 Coalitionを支援するため、総帥はPure Blindへの派兵を宣言しました
Asher総帥は今回の派兵の主な戦略的目標については、Winter Coalitionの領土拡大を阻止し、彼らが奪い取った領域をより小規模な勢力に貸し出すのを阻止するためだと発言しています
更に、Imperium Coalitionと長年のライバルであるPanFam CoalitionはPure Blindに本格的に派兵することはありませんでしたが、Imperium/B2連合軍と戦うWinter Coalitionを支援するため、最も経験豊富なカプセラの多くを派兵しました
両陣営の総戦力はImperium/B2の約70,000人に対し、Winter Co/PanFamが約83,000人に上りました

この戦争は膨大な数の艦隊がこのリージョンに配備されることとなり、死と破壊の容赦ない波を放つこととなりました
最初に戦場となったPure Blindでは何千もの船を巻き込んだ大規模かつ重要な艦隊戦が展開され、中でも戦略的に極めて重要とされる要衝、X47L-QシステムにはWinter Coalitionがキープスター級シタデルを建設していました
このキープスターは5週間に渡る激戦に耐え、両陣営に甚大な被害を出しつつも、最終的にはImperium/B2連合軍の前に廃墟と化しました
しかしながら、Winter Coalitionはこの敗戦に怯むことなく、僅か2週間後にキープスターを再建し、戦争のサイクルを止めることはありませんでした

また、5ZXX-Kシステムでも注目すべき決戦が行われました
4,000を超える艦船が15時間にも及ぶ過酷な戦闘を繰り広げ、最終的にまたもやWinter Coalitionのキープスターが消滅する結果となりました(訳注: 15時間に及ぶ戦闘が実際に発生したのは先述のX47L-Qシステムキープスター攻防戦の最中である
このように戦争が続く中、その戦場はPure Blindを越え、ニューエデン各地の様々な場所で小競り合いとして続いています
荒廃したTurnurシステムや、PochvenリージョンのNalvulaシステムのような場所までもが新たな戦場となりました
Pure Blindが戦争の中心ではなくなりこそしたものの、北部リージョンでは両陣営が戦力を維持し続けていますが、目立った行動は起きておらず、状況はくすぶり続けています
また、両陣営とも、敵対的行動に対して慎重かつ控えめなアプローチを取っていることから、激しい交戦はより散発的なものとなっています
北部のいくつかのリージョンで、敵がミスを犯すのを待ちつつ、敵の進撃を抑えることに専念しているようです

この無慈悲な戦争で、数え切れないほどの艦船のクルーやシタデルの住民が犠牲になっているのは言うまでもないことです
最も悲劇的と言えるのは、ニューエデンに点在する多数のシタデルに居住している、斡旋業者から自分と家族の明るい未来を約束されたはずの労働者達でしょう
これらの不運な人々は、Imperium CoalitionからのThe Initiative脱退により、更に不安定になった宇宙に置かれています
今回の事態が戦争をより激化させないこと、そして彼らの家が次の『プライマリ』ターゲットにならないようにと切に祈り、願いを捧げることだけが今私達にできる唯一の慰めなのでしょう

The ScopeのAlton Haveriがお送りしました

以下、様々なニュースをお伝えします
・ニューエデン各地のマーケットが仲介手数料と産業運営コストに対するSCC課徴金に対応しているとの報告
・連邦捜査官がGallentia Primacyの攻撃を受け、元上院議員にしてテロリストのリーダーであるThibauld Tailler容疑者を追跡しているとの報告
・Upwell Consortiumの取締役会会合が開催され、『規制上の課題』を考慮した商業戦略を検討との報告
・Caille Rogue Drone Cultural Exchange Society(Caiileローグドローン文化交流会)が産業用AI破壊を調査するBlack Eaglesのエージェントによって襲撃されたとの報告
・ガリスタス海賊団がSyndicateでの輸送船団襲撃未遂でIntaki Space Policeとカルダリ海軍の待ち伏せにあったとの報告
・皇家は、奴隷が軍務解放の道を選んだため、採用が大幅に増加したと報告
・Eugales IVからの報告によると、反逆的人工知能の地下施設がSvarog Cladeによって破壊された模様
・エンジェルカルテルのRafik Zohar容疑者はGuri Malakim関係者が潜伏を続ける中、暗殺を免れたとの報告
・Society of Conscious ThoughtはCONCORDと主要各国に対し、AIと古代技術に関する制限を維持するよう要請したとの報告
・共和国軍、治安当局、警察当局がAshes of Turnurの扇動者と戦うために協力しているとの報告
・EDENCOM情報部はDERAIL及びSAROの担当者と会談し、Eugalesにおけるトリグラヴィアン惑星侵略を評価したとの報告
・アマー帝国のOrder of St. TetrimonがTheology Councilによって異端と宣言されたDisciples of Purityを狩っているとの報告
・Akimaka Saraki議長がニューカルダリプライムのLandfall神社で行われた新規入隊者の入隊式典に出席との報告
・ミンマター共和国の工業生産高がItinerant Forgeプログラムにより大幅に増加するとの予測
・連邦のBlack Eaglesが違法な『無制限AIネットワークのインスタンスとバックアップ』を探してEugales VIを掃討したとの報告

以上、The Scope、Alton Haveri記者のレポートの翻訳をお伝えしました
今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

ありがとうございました!

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