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【New Eden Headline】本誌・11 The Scope ─ 影の戦争を戦う主要各国

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

The ScopeのAlton Haveri記者が近頃の『影の戦争』などについて報告しています
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

EST(ニューエデン標準時) 3/28 13:48発-

The ScopeのAlton Haveri記者が艦艇キャスターを取り巻く『影の戦争』について報告を行っています
以下、レポートの翻訳となります

恒星トランスミューターと惑星間艦艇キャスターの開発、建造レースが激化する中、主要国家間の同盟関係に亀裂が生じつつあります
また、必要な技術や材料を手に入れようとする傭兵やカプセラの間で命がけの紛争が起きているとの報告が増加しています
最近のスパイ活動の危機と、その後の外交がアマー帝国とカルダリ連合、そしてガレンテ連邦とミンマター共和国の軍事同盟を終わらせる結果となったのです
このように星間同盟が崩壊する中、主要各国はかつての同盟国に対する敵対的活動を行う忠誠心のあるカプセラを阻止しようとしていないことは明らかです
忠誠心のあるカプセラは、それぞれの主要国家が必要とする技術を手に入れるため、研究ノードのハッキング、残骸のサルベージ、研究施設の攻撃などの技術獲得作戦に従事しているようです
義勇軍ウォーゾーンの状況が激化する中、主要各国はカプセラの直接参加を許可し、兵力の増強を行っています
カプセラ達は、個人として義勇軍に参加するために、それぞれの所属するコーポレーションを離れる必要はなくなったのです

惑星間艦艇キャスター技術を獲得するための争いは熾烈を極めていますが、その大部分は不法行為として行われているため、一部のコメンテーターはこれを主要各国間の『影の戦争』と呼んでいるようです
主要各国が艦艇キャスターの獲得を最優先とするのは、義勇軍ウォーゾーンに自軍を展開する際に、作戦上の重大なアドバンテージとなるからです
作戦、Athounon Vの地表で発見されたトリグラヴィアン研究施設から多くのデータを得たカルダリ連合のみが艦艇キャスターの建造に不可欠な輸送中継技術を持っています

しかし、艦艇キャスターの運用には莫大なパワーと特殊な材料が必要であることも明らかになりました
時空を正確、かつ無制限に操るキャスターは、トリグラヴィアンの恒星トランスミューターだけが確実に提供できるリソースを必要としているのです
アマー帝国とミンマター共和国はトリグラヴィアン侵略時に鹵獲されたトランスミューターから得たその建造、運用の知識と経験を有しています
しかし、その運用に関する完全な知識は、帝国のプロトタイプトランスミューターが放射線/プラズマバーストという極端な恒星現象を引き起こし、Turnur Ⅰとその住民を破滅させるという大きな犠牲を払って得られたものとなっています

『ビッグ4』主要各国の中で、ガレンテ連邦だけが昨年のドラマチックな事件の後、恒星トランスミューターや艦艇キャスターを開発、建造するための知識を欠いています
このため、連邦は困難な状況に置かれていますが、ガレンテの忠誠者達はいわゆる『影の戦争』を他国に忠誠を誓う者達と同じように、この難題に立ち向かっていることが窺えるでしょう

The ScopeのAlton Haveriがお送りしました

The Scope – ニュースの要約

・研究施設を襲撃する傭兵は、海賊や主要各国と取引している可能性が高いとDEDが報告
・Pure Blindでのカプセラ間の戦闘が継続、X47L-QとJ-CIJVで更なる戦闘が発生との報告
・DEDのWarranted Regulation of Interstellar Technology Sharing(WRITS)ユニット(訳注: 星間技術共有規制ユニット)が共和国から追放されたとの報告
・カルダリプライムの戦いから10周年を記念し、Luminaireのカプセラが記念式典を開催との報告
・インタキプライムでのデモが継続、自治主義者達は予定通りの議会選挙を要求との報告
・ミンマター共和国との貿易拡大予測に伴い、Kimotoro証券取引所は大幅な全面高との報告
・テクノロジーに関する主要各国間の影の戦争が艦艇キャスターとトランスミューターの技術漏洩を引き起こしているとの報告
・Kril Efrit将軍がミンマター共和国に向けて放送、部族解放軍への入隊を呼びかけたとの報告
・EDENCOM、AEGISの船舶保安規定に基づきPlacidのガリスタス海賊団基地を急襲との報告
・WRITSユニットが共和国と連合から追放されたことにより、SCC委員がその有効性、存続に疑義を表明との報告
・第24次帝国十字軍がEugidiコンステレーションへの攻撃を継続、アマー帝国が領土を回復との報告
・ランドフォール神社での式典で代表取締役委員会がカルダリプライムの戦いに思いを馳せ、追悼の意を表明との報告
・ガレンテ警察総局、Kainta Yavaat郊外でAenebra Hit Squadと銃撃戦を展開との報告
・エンジェルカルテルとガリスタス海賊団が勢力圏における密輸ルートの分割に合意したとの報告
・Queriousリージョンでのカプセラアライアンスの激しい戦闘がKhanid王国に波及との報告
・共和国コマンドはFloseswinでのトリグラヴィアンと戦闘クローンの戦闘の報告についてのコメントを拒否
・カルダリ重工業業界、ミンマター共和国からの原材料流入に懸念しているとの報告
・NOH Internal Securityの招待により、RSS調査官がEugalesを訪問しテロの証拠を収拾
・Quafe Companyが共和国での食品、飲料加工に関する新規契約のため、Native Freshfoodsとの交渉を開始
・Amarr-Caldari Splinterz League、中止の憶測にも関わらず新シーズンの開催を確認との報告

以上、The Scope、Alton Haveri記者のレポートの翻訳をお伝えしました

以下、訳者による後記をお伝えします

主要各国は熾烈な技術獲得レースを繰り広げています
New Eden Headlineが独自に確認したところ、本記事翻訳時点で、レースを一歩先んじているのはカルダリ連合のようです
次点でミンマター共和国が続いており、その後を追うのがアマー帝国となっています
翻訳にもある通り、大きく出遅れているガレンテ連邦ですが、それでもガレンテの忠誠心あるカプセラ達は諦めてはおらず、必死の猛追を繰り広げているようです
やはり、このままカルダリ連合が『惑星間艦艇キャスター』を真っ先に手にするのでしょうか?
それとも、まだ予想もつかない何かが起きるのか…
未来は不透明なままとなっています

それでも、カプセラ達は自らの信じる国家のため、その未来のため、今を戦っているのでしょう

今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

 

ありがとうございました!

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